宇仁田ゆみ「うさぎドロップ」

宇仁田ゆみの「うさぎドロップ」、既刊3巻を買って読みました。毎回
雑誌(フィールヤング)で読んでたのですが、今回思い切って単行本を
買いました。一冊980円…散財…。






女子どもが苦手な30男のダイキチは、祖父宋一の葬儀で祖父の隠し子
りん(6歳)と出会う。そして親族の誰もがりんをひきとりたがらない
ことに怒ったダイキチは、自分がりんを引き取って育てると宣言したのだが…。

私が雑誌で読み始めたときは、ダイキチとりんの2人の生活が始まって
いたので、“ここまで来るのにいろいろあったんだろうな~”と勝手に
想像していました。だってダイキチとりんの生活って、謎が多すぎますもん。
普通独身男の1人住まいなんてアパートかマンションと相場が決まってるのに、
なぜかダイキチは特に何の説明もなく木造家屋一戸建てに住んでるし。
ダイキチの会社とか仕事の内容とか、漠然とはわかるけど(アパレル関係?)
やっぱりよくわからないし。30男なのに小さい子どもに見られたら困るもの(服を
着てたり着てなかったりする女の人の写真がいっぱい載った本とか)を持って
なさそうだし。ある意味ファンタジーです。

ま、そういうこまごましたことが気になったりはするけど、ダイキチとりんの
ほのぼのした生活は読んでて癒されます。りんの歯を磨いてやったり、
おねしょのふとんを干してあげたり、保育園探しに奔走したり、小学校入学の
手続きしたり、りんの母親を探したり…と、段々ほのぼのから遠ざかってる
けど。それでも、仲良さそうな2人を見てると、一瞬
「こんな感じなら子どもを持つのも悪くないかも」
と思わされます。現実はそんなに甘くないでしょうけどね。危ない危ない。
ダイキチだってりんを育てるために異動願いを出したくらいだから。
ダイキチ、ほんとにいい父親だなぁ。(いい恋人、いい夫になれる男なのか
どうかはよくわからないけど)

ダイキチとりんの生活がほのぼのしている一方で、りんの母親で漫画家の
正子さんはちょっぴり情緒不安定。落ち込むと甘いものをどか食いする彼女が、
りんのことでダイキチに会うたびにケーキやらパフェやら食べているのが気に
なります。いまのところダイキチと正子さんの仲はかなり険悪ですが、いつか
和解する日がくるのかな?そうなって欲しい気はするけど、りんが母親のもとに
戻っておしまい、というラストはイヤかも…。

ダイキチはりんの友達のこうきくんのママといい感じになってますが、なんと
なくこの2人はくっつかないのでは…という予感(願望か?)がします。りんは
ダイキチの子どもにはならない、って宣言してるから、こうきくんとこうきくん
ママと4人で家族になることはないんじゃないかな~なんて。正子さんも3巻で
意味深なこと言ってたし。

こんな感じで、先が見えるようで見えない、続きが楽しみなマンガです。


うさぎドロップ (1) (FC (380))

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