「風林火山」第34話。

日曜日の夜、大河ドラマのテーマを聞くとブルーになるのはいつもの
ことですが、最近ブルーを通り越して鬱になってきています。あ~、






会社行きたくねぇ!!

いつ仕事がなくなるかわからない派遣の身でそんなこと言うのは贅沢と
わかっているのですが、それでも

会社行きたくねぇ!!

土日はなるべく仕事のことを忘れてリラックスしようとつとめているのですが、
この週末はそれもできなくて、ずーっと不安な気持ちでいました。たぶん
来週末もこんな感じでしょう…それなのに、ああ、それなのに

なんだよあの次週予告は

予告を見ただけで来週どれだけ由布姫へのブーイングが飛ぶか予想がつき
ます。他人の事とは言え、神経がすりへってよれよれのいまの私には、自分
以外の人間への罵倒の言葉も痛いです。。。コネだ大根だと叩かれまくりの
柴本さんですが、ここまで憎まれ役だとちょっと気の毒です。

前置きが長くなりましたが、今週の感想です。今週のサブタイトルは「真田の
本懐」。今回は看板に偽りなく、真田家の皆さんがメインの回でした。なので
真田家の皆さんのまわりをうろうろしている勘助の存在理由がよくわからない
ところもありましたが。ま、主役ですから仕方ありませんね。

越後から帰ってきた勘助を、家来の太吉は涙を流して喜んでましたが、武田家
家臣団は空気を読めない等々力警部が
「必ず戻ってくると思ってたぞ~」
なんて心にもないことを言うものだから、微妙な雰囲気になってしまってました。
このジイサンの破壊力、相当なものです。ジイサンの発言をフォローするかの
ように、藤王丸ショックから抜け出した(?)小山田様が、「勘助はしぶといから」
とかなんとか言ってました。しかしその後、話題が小笠原長時になって、飯富
さんが
「こいつ(小笠原長時)も(勘助と一緒で)しぶといから~」
と言ってたので、消臭プラグと一緒にされた勘助は気分を害したと思います。

そのことでへそを曲げてしまったのか、勘助は仲良しの真田幸隆君のうちに
入り浸るようになってしまいました…というのは嘘です。この前の砥石城攻めの
失敗のせいで窮地に立ってしまった幸隆にハンターチャンスもといセカンド
チャンスを与えるために、幸隆君ちにやってきたのでした。落ち込んでいる幸隆に
なんとか策を与えようとする勘助と、それをはねつける幸隆&忍芽に、横槍を
入れてくる相木。この場面の4人のやりとりはコミカルでとてもよかったです。

勘助が思いついた策とは、幸隆の弟で村上方にいる常田隆永を武田に寝返ら
せること。そのために、両家の主家である海野家を再興しよう、と言うものでした。
海野家にはまだ幼い姫が生き残っていて、その姫様は上州で忍芽の兄の河原
隆正(忍芽の兄)に守られている、とのことでした。なんかややこしいです。

この時点では、幸隆はこの勘助の策をとっさの思いつきのように思ってましたが、
実は前々から練っていた案だった、ということに後で気づきました。でも勘助は
その場の思いつきで行動することがよくあるので、だまされても仕方ないと
思います。

最近うっかりすると勘助よりも老けて見えるフグは、幸隆に海野家の姫とフグの
次男を娶わせて、海野家を復興すると言ってました。ここで三条夫人が登場
して、フグのこの提案(命令?)についてなんか言うかと思ってましたが、夫人
の出番はありませんでした。来週あるのかな?

幸隆はフグとの会話で勘助の「海野家再興⇒兄弟仲直り作戦」が単なる
思い付きではない事に気がつき、勘助に感謝します。ここであんまり勘助を
信用してはいけないと思うのですが、結果オーライだからよいのでしょう。
しかし海野家再興のためには、武田についた義弟の幸隆とそりの合わない
河原を説得しなければいけません。そしてその説得が成功したら、次は
幸隆の弟、常田隆永の調略です。これも難しそうです。きっと幸隆も胃が
痛かった事と思います。

幸隆から河原隆正への使者には、この前幸隆とハードなSMプレイを演じた
家臣(名前忘れた)がたちました。しかしその使者がなかなか帰ってこない
ので、しびれを切らした忍芽は長男を連れて常田のもとへ。義理の弟とは
いえ村上方の武将に会いに行くなんて、忍芽も大胆です。

幸隆の弟、常田隆永を演じていたのは、劇団☆新感線の橋本じゅんさん。
去年舞台「メタルマクベス」で内野さんと共演されてました。このドラマでは
2人が絡む場面はありませんでしたが(当たり前だ)。

忍芽&長男の説得も、常田には逆効果だったらしく、しまいには「自刃すると
いうならやってみろ」と、長男に脇差を差し出す始末。ここでマジでこの2人が
死んだらどうしよう、今年の大河ならやりかねん、と思っていたのですが、
グッドタイミングで幸隆&河原がやってきて、事なきを得ました。ふーやれやれ。

城に戻ってから、幸隆は忍芽と長男を一応たしなめますが、最後は
「お前達(忍芽&長男)が死んだら、わしは生きておれぬ」
と2人を抱きしめます。感動的です。物陰から覗き見している勘助も目を細めて
います。家族の感動的な場面になぜ勘助がいるのかと突っ込みたくなりまし
たが、主役だから許されるのでしょう。勘助同様、覗き見していた相木は
幸隆の言葉に「わしには言えん…」と呆れて(?)いました。相木の嫁はどんな
人なんでしょうね。

調略も成功し、葉月の活躍もあって砥石城は陥落します。正直、葉月の
活躍が強烈だったので、真田の苦労はなんだったんだ、という気もしました。
しかし須田の家来を刺し殺した後、「無駄な血は流したくない」というのは矛盾
してるんじゃないのか、葉月?

砥石城を攻め落とし、真田家は所領を取り戻す事ができました。しかし幸隆と
忍芽は謙虚なので、「かつての領地も、いまは戦で奪った土地」と、自分たち
との戦いで命を落とした者の墓かもしれない墓に手を合わせます。つられて
謙虚な気分になった勘助も一緒になって手を合わせたら…な、なんとそこには
勘助と平蔵の愛のメモリー、摩利支天がうっちゃってあるじゃないですか!!

ショックのあまり、動揺しつつ摩利支天を握りしめる勘助。ここでナレーション。
「こうして摩利支天は、めぐりめぐって勘助のもとに戻ってきたのであった」
(※うろ覚えです)

…って勘助、それじゃ

お供えドロじゃねーか!!

公式のあらすじを読むと、来週は今週の反動か、かなり手を抜いた内容なのでは
ないかと見受けました。なんなんでしょうね、このムラは。

この記事へのコメント

なおみ
2007年08月27日 00:15
もちきち師匠こんばんは~♪
>最近うっかりすると勘助よりも老けて見えるフグは
のっけから「おおおおお~~~~~」とか言ってるしどこの「じさま」かと思いましたよ。諸角よりも老けていますね。
くみ
2007年08月27日 00:21
>藤王丸ショック

小山田氏はいつもの調子でしたね。
大怪我した様子もないし・・・。
ここんとこ出番がなかったのは「夏休み」でしょうか??

来週は、ま、エロフグがコレクションを増やす、ってことで。
Hiro
2007年08月27日 02:05
こんばんは
小山田さん久々でしたが、謎解きはなし
ちょっと拍子抜けでした

真田さんは夫婦そろっての悲願達成でしたね
苦労が報われて良かったです
りん
2007年08月27日 08:27
おはようございます。

>会社行きたくねぇ~。
同じだ…(--;)
今週はみっちり出張研修。
たった今出発。あ~行きたくねぇ~(-_-)です。

いつも読んでてもちきちさんの由布姫への想いというか、もちきちさんの優しさが感じられる文面が好きです。
由布姫が好きってわけでもないけど、由布姫想いのもちきちさんみたいな人が少数でもいるとホッとします(^-^)
もちきち
2007年08月27日 21:59
>なおみさん
>諸角よりも
諸角のじっちゃんは精神年齢が若い(もしくは幼い)から別格ですよ!
老けて見えるくせに新しい側室をゲットするフグ、だんだん親父に似てきましたね。
もちきち
2007年08月27日 22:01
>くみさん
>夏休み
きっと美人の嫁さんと嫁さんの連れ子と、楽しい夏休みを過ごしたんでしょうね…ってそれは小山田様のこと?それとも中の人のこと?
もちきち
2007年08月27日 22:04
>Hiroさん
村上義清じゃないけれど、やはり真田幸隆の「人望」があったからこそ所領を取り戻せたのでしょうね~。幸隆と忍芽の謙虚な姿勢、見習いたいものです(無理?)
琉河岬
2007年08月27日 22:05
こんばんは!

次週は等々力のボケっぷり100連発の方がよっぽど視聴率が取れそうな気がします(笑)
確かに柴本さんは気の毒ですよね。脚本家や演出家も少しは考えてあげればいいのに・・と思ってしまいました。

>愛のメモリー
BGMが松崎とは生々しくてイイですね~。濃そうです(笑)
もちきち
2007年08月27日 22:07
>りんさん
りんさんも…出張研修はつらいですね~。私もかつて新卒で入った会社で、1ヵ月本社で新人研修という名の雑用にこき使われたことがあります…。
来週の予告はベタな昼ドラみたいで、なんだかなあと思いました。感想も投げやりになってしまいそうです。。。
もちきち
2007年08月27日 22:11
>琉河岬さん
このドラマ、ドロドロした話になるとワンパターンなんですよね。予告を見て「またか」とげんなりしました。
>BGMが松崎
勘助の濃ゆさにはピッタリくるのではないでしょうか。
ミチ
2007年08月28日 21:45
こんばんは♪
摩利支天の存在なんてすっかり忘れていたので(オイ!)勘助の元へ戻ってきたといわれても、どういう経緯があったのかすらウロ覚えでした。
そっか、あれはお供えドロボーってことになるのかぁ(汗)
もちきち
2007年08月28日 22:01
>ミチさん
平蔵がどんな気持ちであの摩利支天をお供えしたのか覚えてない(オイ!)のですが、お墓に置いてあるものを持ってったらあかんやろー、と。
摩利支天の存在、実は私も忘れかけてました。。。
kiriy
2007年08月29日 10:26
おはようございます。
摩利支天の存在を、私もすっかり忘れていました。でも、巧い使い方だと思いましたよ。

ところで、これも同じ。「風林火山」の音楽を聴くと、なぜか憂鬱な気分になります。アンド焦ります。又、一週間が始まってしまう~。もう「風林火山シンドローム」ですよね。

由布姫の事も同じ。不安を感じさせる予告編でした。
もちきち
2007年08月29日 21:10
>kiriyさん
摩利支天…ご利益があるんだかないんだかわかりません(^_^;)
>「風林火山シンドローム」
「あ~明日からまた仕事だぁ…」と憂鬱になる上に、来週はドロドロの展開…?ダブルパンチですわ。

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