「功名が辻」第32話。

みなさんこんばんは。お盆ですね。地獄の釜の蓋があいてますので、海で
泳ぐときはご注意を。さて、前置きはこれくらいにして「功名が辻」第32話の
感想です。先週のよね姫の他界から、一豊と千代は立ち直れるのでしょう
か…?






冒頭の解説で、秀吉が天下を取った後でも家康の懐柔に苦労したことが説明
されてました。それだけ秀吉にとって家康は脅威だったんですねぇ。

本編ですが、玉と南蛮寺で会った後、千代が城に戻ってみると、なんと寧々様が
お見えになってました。寧々様、最初はしおらしくよね姫のことで気落ちしている
千代を見舞いにきた、というようなことを言ってましたが、実のところは千代に
頼みごとがあったからみたいです。最初は下手に出て、あとで主導権を握る、と。
うまいですねー、寧々様。さすが秀吉の嫁です。

寧々様の頼みとは、秀吉の妹の旭を家康に嫁がせるために知恵を貸してくれ、
という内容でした。旭を夫の副田甚兵衛と離縁させる、と聞いて千代が驚いて
ます。この話には一豊もびっくりしてました。しかし一豊、城持ちになってヒゲ
生やした途端、なんかエラそうになりましたね。そんないばれるようなことした
とは思えないんですけど、大丈夫でしょうか。

千代は「かわいそうな旭様…」と同情して嘆くのかと思ってたら、さっそく秀吉の
母親のなか(大政所)にこの話をチクってました。仕事が早いですね。激怒する
なかですが、秀吉&寧々の最強タッグのほうが一枚上手でした。千代は旭の
元にも訪れて、なんと旭に「長浜で匿うから逃げろ」なんてことを勧めてました。
いや、それは無理でしょう。
千代の仕業とわかったら(っていうか絶対バレる)、一豊の立場はどうなるの、
とこちらが突っ込みを入れようと思ってたら、旭は逃げる間もなく大坂城に呼び
出されました。

結局、旭は寧々に、甚兵衛は秀吉に、それぞれ“むこうは承諾している”
だまされて、説き伏せられてしまいました。秀吉が人をだますのはこれまでにも
見てるから抵抗なかったんですが、寧々が旭を説得してる場面は怖かった
ですね。旭からしてみれば、自分と違って美人で教養があって、百姓の生まれ
ではない寧々にはコンプレックスがあったんじゃないかと思います。寧々は
なかと旭に対していつも怖かったし。その寧々に説得されたんですから、旭には
反論のしようがなかったのでは。

一方家康陣はというと、秀吉の妹を正室に迎えるのにはかなり抵抗があるみたい
です。秀吉の妹なんていらんわ、と家康の家臣のケーナ名人も怒ってました。
旭が43歳というのを聞いて、家康が「43か…」と何度も呟いてたのがなんとも。
政略結婚とはいえ、どうせならもっと若い娘がええわい、と思ってるんでしょう
かね。わかるような、わかりたくないような。

使者としてやってきた一豊&アンドレ(役名忘れた)ですが、家康が一豊に
“自害などせずに、どうか生きていて
ほしい”
としたためられた手紙を読んで、一豊は横に座ってる千代の手をそっと
握ってました…って一豊、
あんた宛の手紙じゃねえよ!!
千代もなに勝手に一豊に見せてんだ?それとも旭が「一豊にも読んで欲しい」
なんて言ってたっけ?確かに今日は私がテレビを見てる間、人が多かったので
セリフが聞きとりにくかったのは事実なんですが。

婚儀の夜、嫁いできた旭が予想してたのより若く見えてかわいらしいので、
家康の気持ちもちょっと上向きになったみたいです…って言っても、この
腹黒タヌキのことですから、どこまで本気なのかわかりません。旭が正室に
なっても、上洛しようとしないし。いやー、この大河が始まった当初は、ハマ
ちゃん家康にはあまり期待してなかったんですが、なかなかの怪演ですね。
関が原あたりはどうなるのか、楽しみです。

旭を与えても上洛しない家康に、秀吉は相当いらついてました。しまいには寧々を
送り込もうか、とヤケになってるところに、なかが“自分が家康のところに行く”と
宣言しました。秀吉は例によって泣いて喜んでましたが、この涙もどこまで本気
なんだか。

秀吉が妹だけでなく母までも家康のもとに送り込んだと聞いて、蜂須賀小六が
怒って大坂城に乗り込んできてました。高山の老けメイクに「ああ、小六もトシ
とったんだなぁ」としみじみ思ってたら、秀吉の首をしめあげた後いきなり倒れて
死んでしまいました。いきなりすぎです。もうちょっと前フリとかあってもよかったん
じゃないでしょうか。先週のよね姫と比べても意味ないんでしょうけど、
NHK、手抜きすぎです。
皆が泣いて小六にとりすがっているのを見ても、なんかシラけてしまいましたよ。

秀吉が人質として母親を送るというのを聞いて、家康陣はなかが偽者では
ないかと疑ってました。ケーナの人、今週はセリフが多かったです。役名未だに
覚えられませんけど。思うに、戦国武将は漢字4文字の人が多いので、5文字
以上の人は覚えにくいんですよねー。日本史の教科書にも、5文字以上の
戦国武将はあまり載ってない気がしますし。しかし、浜松に来たなかと旭の
号泣&抱擁を見て、家康陣のその疑いは晴れたようです。なかと抱き合った
ときの家康の表情は複雑でしたが、なかと旭の感動の再会に打たれたのか、
「あーこれでもう上洛しなくちゃいけなくなっちゃったなー」
と困っているのか、どちらでしょうね。

この後の家康上洛は、柄本明と西田敏行の演技合戦といった感じで、見ていて
とても面白かったです。たまにカミカミの斉藤洋ちゃんのセリフが混じりましたが、
2人の緊張感がびしびし伝わってきて、迫力がありました。末席で聞いていた
一豊君にとって、さぞかし勉強になったことでしょう。


今週は誰も死なないのかと思ってたら、蜂須賀小六が死んだのでちょっとびっくり
しました。で、来週は誰かというと―来週のサブタイトルは「母の遺言」。とうとう
法秀尼さまが…だそうです。また悲しい話になりそうですね。予告の最後に
赤ちゃんが出てきてましたが、これが“拾”になるんでしょうか。そして茶々と
三成が!!いろいろがっくりくることもありますが、来週も目が離せません。

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この記事へのコメント

ぱるぷんて海の家
2006年08月13日 23:32
いつもどもです
アノ手紙ワタシも気になりました。千代は出しゃばりすぎですね、他人の手紙勝手に見せたりして。
サルと狸の演技は良かったです。久しぶりに大河らしい大河を見た思いです。
ジェニファー
2006年08月13日 23:57
こんばんわ。 家康と秀吉の謁見の場は、やはり2人の名優、迫力ありましたね。
TB頂いていきますね。
http://blog.goo.ne.jp/yumeko3645/
うさ
2006年08月14日 01:21
私の中では小六の記憶は抹消されてますよ・・・。
もちきち
2006年08月14日 12:25
>ぱるぷんて海の家さん
こちらこそどもです。
手紙、一見感動的な場面ですが、ちょっとやりすぎてますよね。
秀吉VS家康の対決はよかったですよね。
画面を見入ってしまいました。

>ジェニファーさん
こんにちは~。
>やはり2人の名優、迫力ありましたね。
ほんとに見応えありましたよね!誰が主役なのか、見ててわからなくなりました(笑)

>うさ
抹消されてる人、多いと思います…。
いきなりすぎて、ポカーンとしちゃいました。
ねねむ唐象
2006年08月14日 13:23
TB、コメントどうもです。
>NHK、手抜きすぎです。
 結城秀康人質の件を入れたって問題ないはずなのに。手抜きにも限度ってもんが…。
スペードのA
2006年08月14日 16:03
もちきちさん、こんにちは。
小六は、出てきたと思ったら死んでいたような印象でしたね。小牧・長久手からもう11年も経ったそうですが、展開早すぎな気はします。
「感動創造」
2006年08月14日 22:10
こんばんは!

確かに、手紙を一豊が読んでましたね・・・

今なら、個人情報保護法で、逮捕ですねぇ・・(笑)
もちきち
2006年08月14日 23:51
>ねねむ唐象さん
ちょっと今回は適当に流されるところ多いですよね。
手を抜く場所と丁寧に作りこむ場所が、ずれてる気がします。合戦の場面削ってるし…。

>スペードのAさん
>展開早すぎ
本能寺の変まで時間かけすぎちゃったんでしょうかね。秀吉の天下、どれくらい時間かけて描かれるのか心配になってきました。秀次の墜落にも時間割きそうですし。

>「感動創造」さん
ほんとに、今回の千代は犯罪スレスレでしたね。旭を拉致しようとするし。来週はもうちょっと更正してほしいです。
悠子
2006年08月15日 14:03
こんにちは~いつもTBどうもです♪
小六、ヒゲ装備&老けメイクになってたけど、衣装はずっと同じ…あまりに哀れで泣きそうです…
でも今週の秀吉、あの小六の死の時の涙だけは本物だったんじゃないかなぁ~と思ってます。
(他のは絶対嘘の涙ですよねぇ!)
もちきち
2006年08月15日 16:44
>悠子さん
こんにちは♪
たしかに、衣装も小物も変わらず…。
秀吉の涙、いつも本物か嘘泣きか迷ってしまいますけど、小六のときは本泣きだったと思いたいですね。

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