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zoom RSS 司馬遼太郎「坂の上の雲」

<<   作成日時 : 2007/10/11 00:54   >>

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義兄から借りた「坂の上の雲」を、半年かけてようやく読み終わりました。
途中、ハリポタの最終巻を読んだりドラマにはまったりしていたので中々
進まず、このままでは2009年のドラマ開始に間に合わないのではと心配
しておりました。いや〜間に合ってよかった…。







ドラマ化で話題になってるしもともと超有名な小説なので、いまさら説明する
までもないとは思いますが、物語の舞台は明治、主人公は松山出身の
陸軍軍人秋山好古(よしふる)と海軍軍人の真之(さねゆき)兄弟に、
この兄弟と同郷で真之の幼なじみである正岡子規の3人でした

…最初は。

というのは、物語の前半は主人公3人を中心にして描かれているのですが、
正岡子規の死を境に、物語のメインは乃木希典とか東郷平八郎といった
日本史の教科書に出てくる人の話になってしまいました。おまけに敵国
ロシアのバルチック艦隊司令長官ロジェストウェンスキーがいかに無能
だったかという話にかなりページを割いているので、読み終わった時には

で、秋山兄弟はこの戦争で何したんだっけ?

と、当初の目的(?)を忘れて首を傾げてしまいました。(注:これは私が
トリアタマだからであって、普通の人はちゃんと覚えていると思います)

前半と後半でテーマが違ってしまっているし、終わり方も尻すぼみな感じが
してちょっとがっかりしたのですが(日露戦争後の秋山兄弟の話をもっと
読みたかった)、それでも読んでるといろいろ考えさせられました。中でも
203高地の戦いで、上層部の無策(あるいは無能)のために日々夥しい
数の兵士が死んでいくくだりは、戦争の虚しさが伝わってきて、読むのが
つらくなるほどでした(だから読み終わるのが遅くなったというわけでは
ないのですが)。

日露戦争がメインなので、上に出てきたロジェストウェンスキー以外にも
ロシア人は多く出てきます。好古自身も戦争が始まる前にロシア軍の
演習を見学しにロシアに出向いてかの地の軍人と酒をくみかわしているし、
海軍軍人で真之の友人だった(らしい)広瀬武夫については、ロシアでの
恋のエピソードまで出てきます。個人同士は情で結ばれているのに、
戦争になれば敵味方に分かれてしまう、という矛盾が悲しかったです。


…というわけで、ドラマが始まる前になんとか読み終えたのはいいのですが、
このドラマ、3年もあるんですよねぇ…。見終わった頃、私はいくつになってる
ことやら。。。くわばらくわばら。

あと、もうひとつ気になるのが戦闘シーンの規模。203高地もさることながら
クライマックスの日本海海戦、どうなるんでしょう?予算が足りなくてもの
すごくしょぼくなってしまったら、それもまた悲しい…。


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